Obsidianのvimモードでも、このプラグインを使うことで.vimrc的な設定を読んでくれるようになります。
esm7/obsidian-vimrc-support: A plugin for the Obsidian.md note-taking software (github.com)
vscodeのvimプラグインは.vimrcをそのまま読んでくれますし、Intellijのvimプラグインだったら.ideavimrcを読んでくれたりすると思います。このプラグインを入れることで、似たような挙動をするようになります。
設定方法
まず必要なプラグインをインストール、有効化します。コミュニティプラグインで「vimrc」とか検索すると出てきます。
次にvimrc(的な)ファイルを作成・配置します。ファイル名はデフォルトだと.obsidian.vimrcです(設定から変更できます)。配置する場所はVaultのディレクトリ直下です。
$ tree -a
.
├── .obsidian
│ ├── app.json
│ ├── appearance.json
│ ├── community-plugins.json
│ ├── core-plugins-migration.json
│ ├── core-plugins.json
│ ├── hotkeys.json
│ ├── plugins
│ │ └── obsidian-vimrc-support
│ │ ├── main.js
│ │ └── manifest.json
│ └── workspace.json
├── .obsidian.vimrc
└── ここにメモのファイルが配置される.md
- Vaultがどのディレクトリにあるのかわからん・・・てときは、Ctrl+pでコマンドパレットを開いて、「フォルダで表示」をやるとそのメモがエクスプローラーで開かれるので、そこからルートまでたどればいいです
- .obsidianの中かな?と思いきやそうではないので気をつけてください
あとは配置した.obsidian.vimrcに設定を書いていくだけです。編集した場合、Obsidian自体を再起動しないと反映されないので注意してください。
どんな設定が書けるの?という話については、READMEによるとcodemirrorがサポートしているコマンド+Obsidianで使うのに便利なコマンド(obcommandなど)が使えるようです。ただしcodemirrorのバグもあるので、実際にそのコマンドが使えるかどうか、対話的に試してから設定に追記することがおすすめされています。
このプラグインを使ったおすすめ設定
僕が普段使っている設定や、使いたい人が多いかなと思った設定です。よかったら参考にしてください。
- ObsidianのvimモードでもjkやjjでEscする | Obsidian TIPS(JP)
- Obsidianのvimモードでもgt/gTでタブ移動する | Obsidian TIPS(JP)
- Obsidianのvimモードで<Space>qでファイルを閉じる | Obsidian TIPS(JP)
おわりに
めちゃくちゃ便利なプラグインです。Obsidianのコミュニティプラグインを一つだけ入れられるとしたら、僕はこのプラグインを選びます。
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